2008年 12月 22日
第二次世界大戦はなぜ起きたか?
今日、昼休みに1S(1年制御情報科)に行った俺は黒板に書いてあった
「第二次世界大戦」
と、
「南京大虐殺」
という文字に即座に反応した。
まぁ、俺の好きな時代と言うか一番詳しい時代だし。
さて、現在、一般常識的には太平洋戦争や第二次世界大戦の悪役は誰か、と問われたら大体が日本やドイツの名前を挙げるだろう。
が、しかし。
むしろ俺は(ドイツはともかく)日本は正義を貫いたと思っている。
無論、「戦争に正義も悪もなく、あるのは戦争という悪だ」という人もいる。
まぁ、それらは個人的な意見で、人によって変わるので、あくまで、「俺は」ということを念頭に置いて以後のページを。
まず、第二次世界大戦は何によって起きたか?
その問いには大多数の人間が、ドイツのポーランド侵攻と答えるだろう。
(日本の真珠湾攻撃は「太平洋戦争」の始まりであって、第二次世界大戦の始まりではない。)
しかしだ。
よく考えてほしい。
なぜ、ドイツはポーランドに侵攻したのか。
ということを。
戦争というのは必ず目標や理由が存在する。
「ただ殺し合いをしたいから」で戦争をする国はほとんどない。
戦争と言うのは多額の費用と犠牲が必要で、好きだからで戦争していてはすぐにその国の経済は破綻してしまうだろう。
さて、その理由だが。
まず、ポーランドを攻める前のドイツは不況にあえいでいた。ということを知っておいてほしい。
と言うより、その時代の世界各国は不況にあえいでいた。
なぜか?
世界恐慌のためである。
つまり、
世界恐慌のせいで第二次世界大戦が勃発した
と言っても過言ではないのだ。
世界恐慌が発生したことにより、世界各国は自国の政治で手がいっぱいになり、他国のことを気にする余裕がなくなってしまう。
そのため、平和を維持する国際連盟も次第に力を失う。
やがて、世界列強各国は国民の不満をそらすため、他国を敵視し始め、軍備を強化。
特に第一次世界大戦の敗北国ドイツはその多額の賠償金もあり、かなり苦しかった。
そこへヒトラーが現れ、公共事業の拡大や軍需兵器の製造を行い、見事にドイツの経済を立て直した。
つまり、ヒトラーは英雄なのだ。
こんなに短期間で経済を復興するのは異例である。
そしてその国民の不満を「自分たちは世界でも優秀な民族だ」という形で上手にそらした。
そのカリスマ性により世界恐慌からいち早く脱出できたのだ。
植民地の少ない日本も、ヒトラーほどではないが、何とか頑張ってやっていた。
他の列強(アメリカ、イギリス)は膨大な植民地があるので、植民地と本国のみあれば経済の復興が可能である。
しかし、そのためには他の国を追い出さねばならず、日本が主な犠牲となった。
つまり!!
第二次世界大戦の原因は
アメリカが起こした世界恐慌と米英がとったブロック経済にある
と、いわざるを得ない。
資源の少ない日本やドイツは他の国に輸出することができず、経済を復興するための道が軍備増強しか残されていなかったのだ。
もし、あのとき、世界規模での経済提携や協力が英米が率先してしていれば。
俺は世界大戦なんぞ、起きなかったと思う。
そして今!
アメリカはサムプライムローンによる第二次世界恐慌を引き起こしやがった!!
懲りずに2回目しやがって!!
おかげで世界中の企業が経営難だ!!!
自分の国の問題を世界にばらまくんじゃない!!!!
世界に戦争と経済難しか持ち込まない国、
アメリカ。
自分のことぐらい自分で始末してほしいもんです。
さてさて。ではでは。
by rikipedia
| 2008-12-22 22:15
| 歴史バカの日記