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6月15日

6月15日(日曜日。)



今日の日記。



なんとなく、自分のケータイの受信箱を開く。






A子から来たメールばっかり。





その中でお気に入りのものは保護をかけ、保存している。







なぜかはわからない。





俺はそれらのメールを開き、










次々と保護を解いた。









保護を解き、受信箱がいっぱいの状態でメールを受信すると過去の分から自動的に削除される。






つまり、A子とメールすればするほど・・・・・・・・・・・・・・



















Aとの思い出が消えていくわけだ。












俺はA子との思い出を、A子に消させたのだ。













ずるがしこい、ひどい、人間としておかしい。













このときの俺を罵倒する文句なんぞ、たくさんあるだろう。













だが、俺は、それでもやめない。











保護を解いたメールは、A子の自己紹介から始まり・・・・・・・・・・・・。















付き合う前のたわいもない話をすぎ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
















告白したときの返事のメールが着た所を過ぎ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


















よく恋人間であるようなデレデレのメールまでで終わっていた。















俺は、それら全てを時間をかけて保護を解いた。


















削除しなかった理由は自分でもわからない。















保護を解いただけ。



















狂気。


















狂気。







人間を人格をゆがめたであろう今日。








俺は。


















気づくと泣いていた。

























涙、という物体を目という人間の器官から流したのはずいぶん久しぶりである。






そして、俺の手はあるメールを境にして停止する。








そこにあった文字。






















「〇〇(俺の名前)大好き」
の文字。













たった、














一言。









それだけの文字に、








俺は負けた。





阻まれた。








阻止されたのだ。









なぜだ・・・・・・・・・・・・・。









保護を解除しようとしても手が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。





動かない。











ただ震えているだけ。







なぜ。









なぜなんだ!!!!!!!!!!!









俺は・・・・・・・・・・・・。

俺はぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!


その後はただ声にならない嗚咽が広がるのみ。


夜中、自分の部屋を、その声が多いつくすのみ。


俺は・・・・・・・・・・・・・・・・・・。




なぜこんなことを。
by rikipedia | 2008-06-15 22:27 | 歴史バカの日記