2014年 05月 05日
第一章:元カノさんとお食事に行こう
地震の数分前に目が覚めました。リキペディアです。
地震が発生したのは関東地方で、朝の5時18分なのだそうです。
しかし、そこから1000km離れた九州地方にいるリキペディア。
なぜか5時15分に目が覚めてしまいました。
「あー、なんか目が覚めちまったなぁ」
「別に昨日は早く寝たつもりはないんだけど」
というわけで、仕方ねぇパソコンつけるか、と自分のパソコンの電源を入れてtwitterを閲覧してたら。
「揺れた」「東京で震度5!」「胸が揺れた!」「デスブログがー」と一斉に流れてきたのです!
・・・・・・あれはビビったなぁ。
さて、というわけで5月3日の記事を更新していくとしましょう。
とりあえず時系列順に行きますが。
当日のリキペディア。
結構お酒飲んで酔いが回っていたので、もしかしたら部分部分で適当な箇所があるかもしれません。
ご了承ください・・・m(_ _)m
というわけで、まずは大雑把な時系列。
11時~14時:元カノさんとお食事
14時~19時:文芸部の打ち上げ
19時~23時:M08同期と打ち上げ
こんな感じです。
というわけで、これを第一章~第三章として、最後に終章という全体的なまとめを書いて終わり、と複数回に分けた記事にしたいと思います。
それではまずは今回一章。
レッツゴー。
【第一章】
「リキぺとA子」
5月3日11時。
リキペディアはある場所へと向かっておりました。
それはリキペディアの住む別府市中心に近い某ファミレスです。
というのも、時を遡ること1週間ほど前。
リキペディアのフェイスブックにメッセージが届いておりました。
あー誰からだろ、と思ったらびっくり。
中学時代から高専1年序盤まで付き合ってた当時の彼女さんではありませんか。
分かれて以降、連絡を全くとってなかったので実に6年ぶりか7年ぶりの連絡です。
これはもうリキペディアを驚かせるのには十分です。
ちなみに、メッセージが送られたのは4月23日でしたが、リキペディアが開封したのは翌24日の夜11時頃でした。
内容は、「大学の研究で使うので中学時代の教科書を持ってないか」というもの。
加えて「リキペディアなら持ってそうだったのでー」とのことでした。
まぁ、確かに卒業して6年も経てばみんな捨ててるでしょうが、リキペディアは中学時代の教科書を未だ保有しておりますw
いや、ああいうのって捨てにくいのです。
内容とかじゃなくて、おもにそこに書き込んでる落書きやら何気ない一言が何とも言えない懐かしさを持っていて久々に読んでは「あぁ~」と感嘆にふけるのがなかなかに楽しいのです。
さて、というわけで「持ってるよー」と返信し、「じゃぁ5月3日に受け渡しでー」「オッケー」と今まで長らく接触を避けていたのが嘘のようにサクサクと予定が決まっていきます。
で。
「よかったらランチも一緒にどう?」
と、元カノさんことA子に言われ。
別に断る理由もないリキペディアは「いいよー」と軽く返事をしました。
というわけで、時系列は元に戻って5月3日。
リキペディアはA子と実に3年ぶりの再会をしました。
先ほど6年間連絡を取ってないと言いましたが、実は3年前の夏休み。
共通の友人であるM尻K木と共に4人で遊びに行ったことがあるのです。
というわけで、連絡は6年ぶり。再開は3年ぶり、というわけです。
(´Д`)リキペディア
「そう考えると、3年前も3年ぶりの再会だったわけか」
ι(´Д`υ) リキペニウム
「同窓会か何かかよ」
確かにリキペディアとしては久々に友人と会える同窓会のような気分でありました。
別れたといっても喧嘩してぶん殴って別れた、とかではなかったので別に嫌いというわけでも恨みがあるというわけではありませんし、ただただ「昔の仲のいい友人とご飯だー」ぐらいの認識です。
・・・・・・はい、ここ伏線です。
重ねて書くからにはリキペディアの意図があること、承知してもらえると助かります。
さて再会したリキペディアとA子ですが、だからといって特に何があるわけではありません。
あー、いや。
まぁ、何かあったといえば何かありました。
例えば、あってまず感じたのは「時代は進んだなぁ」とまるで老人のような感想。
というのも、ガッツリとA子が化粧していたのです。
いや、大学生なら当たり前ですが、付き合ってた時代というのは中学時代だったので、そっからポーンと再会するとそのギャップというか時代の移り変わりを間近で体験したような気分にさせられたのです。
つまりは「みんな成長するんだなぁ」というまるで親心のような生暖かい気分です。
反面、リキペディアは全く成長しておりません。
いや、背丈だとか顔が老けただとかではなく。
「精神的な」ものの話です。
リキペディアが中学を卒業して以降、高専という場所に6年間もおりました。
普通であれば、そこは高校に行って、大学に入って、と色々な経験や出会い別れなどの様々な変化を体験するのですが。
リキペディアはそれらとは全く無縁なポジション。
つまり、日常という日常に変化が全くないために精神的な進化が全くなされていないのです。
正直、自分でも中学時代の自分と7年経過した現在の自分とを考えてみたとき、考え方や精神的な年齢が殆ど似通っている、つまり「成長していない」というのを痛感します。
というわけで、久々に会った中学同期の変貌ぶりと、対照的に全く変化のないリキペディア。
会った瞬間、A子からも「全く変わらんなぁ」と感心されたのか呆れられたのかわからないコメントをもらいましたw
さて、ご飯です。
リキペディアが提案したお店はパスタ系のファミレスです。
麺類なら食いやすかろう、と思いきや。
緊張して食えないリキペディア。
これはA子が、というよりは普通に女性と対面で食事する機会が全くなかったリキペディアの女性経験不足です。
少し前、他の女性ともご飯食べる機会があったのですが、その時は丼ものにしたら全く食が進まなくて結果残してしまった、という出来事もありましたし(´・ω・`)
いや、なんつうかこう、女性と2人で食事とか色々考えるから食が止まるのです。
そこにいやらしい妄想が全くない、といえば嘘になりますが大部分が「これ何話せばいいんだよ」で頭の中を埋め尽くしております。
普通に今まで幾度となく絡んできた友人なら何も考えずにボケーッと出来るのですが・・・。
・・・・・・とは言っても、もともとの仲は普通に良かったのでリキペディア自身あたふたとしながらも上手いこと会話を繋げていきます。
そのほとんどはとりとめのない会話・・・・・・例えば「今なにしてるー?」「就職探してるー」とか、「弟が結婚してなぁ」「うちも他県行ってしまった」とか、、「塾のバイトがー」「洋服店のバイトがー」という話をして合間合間に冗談を言い合ったりしてた感じでした。
まぁ、中身も生産性も全くない会話ですが、リキペディアとしてはその方が気楽で心地の良いと思っているので良かったなぁ、と思ってみたり。
というわけで久々に会ったとは思えないくらい饒舌に話していきましたが、さすがにA子がトイレに席をはなれた瞬間には大きなため息が自然と出てしまいました。
その何気ない行動に、自分でもあー緊張してたー、と思い至ります。
そしてそれがなんかおかしくて一人でくつくつと笑う、なんていう状況も。
リキペニウム
「これ完全に変質者じゃね?」
リキペディア
「いいんだよ、見られてねぇから」
そんなわけで11時からずっと飯食って喋って13時。
流石にそろそろ出ることにしてお会計を済ませて、次はコンビニに向かいます。
忘れてるかもしれませんが、本日の用向きは「数学の資料のコピー」です。
と、コンビニに歩く途中で見えたゆめたうんを指差したA子。
A子
「何かお菓子を買ってやろう」
で、先ほどの会話の中で「リキペディアがこのあと部活の打ち上げに行く」ことを思い出したのか、「その差し入れに買ってやんよ」と言うではありませんか。
今日は随分と太っ腹っすね、何かあったんすかA子さん。
A子
「いや、バイトたくさんやってるのでー」
と言い、無い胸を精一杯張るドヤ顔A子。
どうも大学の時間割がうまいこと空いているらしく、休日やら平日やらバイト詰め込み放題らしいのです。
この時カルチャーショックだったのは、リキペディアが今まで聞いてた「大学」とだいぶ違うこと。
というのも高専にいた時、先生方からはずっと「大学生はいつも研究やって発表してる」「高専生は彼らより2年短いのに就職を勝ち取らないといけない」「大学生に負けてられない」ということをいつも聞かされていたので、リキペディアの中ではそういうイメージになっておりました。
特にtwitterやってると、「文系は遊び呆けてるけど、理系は血反吐吐いて研究してる」というような感じなので、リキペディアと同じ工学系のA子がヒマだーという事実がまさにカルチャーショック。
高専に留まり続けるとこうなるのか・・・と改めて思い知った一瞬でした。
まぁ、平たく言えば視野が狭いのです。
というわけで、ゆめタウン内で買い物を続けていきますがここでさらに驚きの事実。
A子。彼氏持ち。
これは「A子フリーならこっから再度頑張ってみよう」っていうリキペディアの思惑が崩壊した・・・
とかではなく。
今日何したか。
一緒に2人で飯食って、ゆめタウン散策して。
他から見ればデートと大差ありません。
つまり浮気現場と思われてもなんの言い逃れもできません。
リキペディアは改革派のように新しいことを模索し続けることが好きな性格ではありますが、基本的には穏健派。
人生を安泰と平穏と平和で構成して心の清らかなお花畑王国を作ろうと真剣に考えているような奴です。
今日あるものは明日も変わらずに存在し続けて、明後日も来週も、来月も来年すらも存続し不変であるような世界や状況を愛しております。
そんなところに、浮気現場だとか不倫だとか持ってこられるのは大変全く困ります。
そんなドロドロした面倒ごとに首を突っ込むつもりは鶴瓶師匠並に毛頭ないのです。
というわけで、ここで伏線回収。
同窓会のような気楽さで参加したら、全くそんなことはなくて実は危ない橋渡ってた、っていう。
聞いた瞬間、たまらず声を上げます。
リキペディア
「待って、A子、それは、まずい」
文節区切りなのは国語の試験というわけではなく、普通に舌が回らず声が出ないのです。
しかし、当のA子は全く以て平静です。
やはりこういう時に女性は強いのな、と全く関係のないことを考えてしまいます。
って、「大丈夫だよ大分の人だから」じゃありません。
その友人が別府にいるとか、大体GWの別府ゆめタウンとか湯水のごとく人がいるわけでそれ出会ったら一体どーするのかと。
そんなビクビクするリキペディアを尻目に、A子はアッサリと会計を済ませて袋をリキペディアに渡してきます。
って、よく見たらこれ大袋お菓子が山のように入ってます。
1000円とか2000円とか普通にするはずですが、これリキペディア経由とはいえA子からしたら見知らぬ人にあげていいのかしら・・・・・・?
やはり女は度胸なのか。
ラピュタに出てきたドーラさんもそう言ってた。
というわけで、数年の時を経て格段にパワーアップしてるA子に気圧されながらもゆめタウンを離脱。
近くのコンビニに行って数学資料のコピーを取って、13時半ごろ別府駅にて解散しました。
やれやれと。
ここまでまぁ、なんやかんやありましたが誰にも見咎められることなく終わりました。
こっからゆめタウンに向かって文芸部員と合流しての打ち上げが始まります。
それはまた次の第二章で更新いたしますので、乞うご期待!!
さてさて。ではでは。
追記。
そんなわけで、色々あったわけですが。
そもそもを思えば自分迂闊すぎました。
工学系は女子がめっちゃ少なくて、大抵の女子は彼氏がいるなんて当たり前なのです。
いて当たり前どころか、取っ替え引っ変えも珍しくはありません。
そんな工学系にリキペディアは6年もいて、その方向で疑わなかったのは全く以て迂闊でした。
そう反省するとともに、もう次回は参加しないからなーとA子に宣言。
確かに楽しかったかどうかで言えば、久々に話して楽しかったです。
しかし、だからといってそれがやっていいことかどうか。
まぁ、いわゆる立場というやつです。
つまりそういった一種の政治的な、とでもいうべき問題を孕んでいるので、何度も言うように平和と平穏と安寧、安泰を望むリキペディアは面倒事には首つっこみたくないなぁ。というのが本音です。
領土問題とか色々面倒なことになるではありませんか。ねぇ。
まぁ、自分以外の、それこそK木やらM尻やら他みんながいて色々と保証してくれる同窓会とかで次回よろしく願うとしましょう。
次回第二章。
リキペディア
「うるせー2度とごめんだーくそがぁー」
文芸部員A
「まぁまぁ」
文芸部員B
「少し飲みすぎとちゃうかなぁ」
飲んで酔って愚痴り倒すリキペディア。
そんな文芸部打ち上げの様子を予定しております!
(記憶にある範囲で)
お楽しみにw
それでは。
by rikipedia
| 2014-05-05 13:36
| 歴史バカの日記