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61式戦車は最強のMBT

え。


タイトル通り軍事です。





さて。


61式戦車というのがあります。



あ、陸上自衛隊のじゃないですよ?



ガンダムのです。



えー。

リンク先のウィキを見ていただけるとわかるかと思いますが。



えぇ。


まず、その攻撃力。



えー。
・・・先に言っておきます。





155mm砲を搭載した戦車はいまだかつて存在しません。



現在、世界各国が所有する戦車。


例えば、日本ならば90式。

アメリカならばM1エイブラムス。

イギリスはチャレンジャー2、ドイツはレオパルド2。

イスラエルはメルカバ、ロシアはT-90と、まぁ、色々ありますが。




それらすべて、120mm滑腔砲です。

あ、正確には、T-90は125mm滑腔砲、チャレンジャー2は120mmライフル砲です。




まぁ。ともかく。

砲による攻撃力がほぼ、砲弾の直径に比例することから、砲の大きさは大きければ大きいほど攻撃力が高いです。


現在、その150mmクラスどころか、130mmさえないのはその主砲の反動を吸収する装置が完成していないからで。

まぁ、極論、重くすれば自身の重さで反動はなくなるんですが、重いと今度は動ける場所が制限されるとか燃費が悪いとか、整備がしにくいとか、修理が大変とかあるので。


そんなわけで、現在の戦車は砲を大きくするより、戦車の砲弾を改良することに専念して攻撃力の向上を図っております。




まぁ、そんなわけでこれだけでも驚異的とも思えるこの61式戦車なんですが、なんと、コイツはそれを連装しております。



155mm連装滑腔砲・・・。

反動の吸収を素晴らしく画期的な方法でやってるんだと思います。



おかげで、コイツは連射性能が相当高いです。

何せ連装砲ゆえ単位時間当たりの投射量が単装の2倍です。


もちろん、2発同時に射撃することも可能なので、2両を一気に破壊することも可能。


簡単にいえば、攻撃力が2倍です。






・・・さて。

まだあります。




注目すべきは、その人員。


なんと、61式戦車は車長と運転手の2人だけで運用可能なんです。


先ほど挙げた戦車は、いずれも車長・砲手・運転手・装填手の3名ないし4名もの人員で1両の戦車を動かしております。

3名の場合は装填が自動です。




えー。

運用する人員が少ないと、何がいいのか。



まぁ、いわずもがな。

倫理的に命がどうとかいう前に、兵士だって立派な兵器です。


昔は筋トレして、槍持って振り回してりゃぁ、よかったんですが、扱う兵器が高性能化するにつれて、それを扱う兵士も専門家レベルの知識・腕前が必要なんです。


まぁ、戦車に限った事じゃなく、例えば戦闘機なんて音速の2倍・3倍です。

世界で最も早い乗り物を操る彼らの技量は素晴らしいものであります。


同じことは一兵卒たる歩兵も同じ。

大まかなことは隊長が指示しますが、具体的な戦術判断は個人の技量です。


それに、自分の武器を整備・修理するのは当然、味方歩兵との共同や連携など、いまや軍事に簡単なものなどございません。



つまり。


兵士一人も一つの兵器に相当するぐらいの価値があるんです。




兵器なんて、また材料集めて流れ作業で作ればいいんです。


ですがね、その兵器を扱える半人前の兵士育てるには数年かかるんすよ?

詳しく言えば、まず、教育課程で数年。


で、訓練重ねるか実践に出れて一人前。ここまでで5年。

そして、熟練ともいわれる名人芸を出すには10年以上。


・・・それに、一人の兵士育てるのに数億かかるんですよ?


先ほど言ったように、倫理的な問題とかを省いて、純軍事的な目で見ても、兵士一人の大切さってのは素晴らしいもんなんです。




というわけで、話し戻して。

まぁ、戦車操縦するのに、人員が少ないとなぜいいかと言うと。


まず、そのコスト面。


敵と同じ戦車の数そろえる時、人員が少なくて済むのならば、相手よりも少ないコストで兵士を作れるんです。

余ったコストで戦車の改良やら予備兵の訓練やら、なんでもできますし。



逆に。


相手と同じ人数の戦車兵を用意した場合。


例えば、両軍とも1000人の戦車兵を育てたとしましょう。

このとき、彼らの乗る戦車が、4名必要なのと、2名必要なのだったとしたら。


まぁ、簡単な計算で、250両と500両です。

数は倍です。



まぁ、戦争は作戦やら地形やらなんやらで変わりますが、基本は数です。

数が多ければ多いほど、敵の損害は大きく、味方の損害は小さくなっていきます。


あ、ちなみに。
自軍と敵軍の兵力差から戦果と損害を求める計算式、「ランチェスターの法則」は、微分方程式の部分で出てくるそうな。


もし、授業で出たらその日ずっとリキペディアのテンションが高いことを保証します。




さて。

そんなわけで、61式戦車の素晴らしさを説明してきましたが。


まだあります。



えー。

61式戦車。

最高時速が90km毎時ってのはなんなんでしょうか。


先ほど挙げた、各国主力戦車の時速は50km~60km程度です。

2倍~1・5倍です。

速度が大きければ、相手の死角を取りやすいですし、回避性能も上がります。



そして、戦車と言えば厚い装甲、防御力。

61式の正確なデータはないので詳しくはわかりませんが、作中にてザクマシンガン(120mm)の砲弾1発で大破・撃破されていることから、現在の主力戦車と大差ないかと。

・・・むしろ、弱い可能性も。

まぁ、戦車はたいてい敵戦車の砲弾直撃すれば大破に近い損害を受けるのは必死なので、ここは今も未来も変わらないようです。







・・・というわけで。

まぁ、アニメ内の架空戦車についてここまで議論してみましたが。


えぇ。
アニメでは、やられメカとしての地位を持つ61式戦車。


しかし、その実、現在の世界に存在しようものならば、最強のMBTとして世界に名をはせたことでありましょう。

恐らく、対戦車戦においては最強の戦車だと私は考えます。



さてさて。ではでは。








追記。


・・・・。


・・・・・・・・・・・・・。



長ぇよ!



えーー。

ブログネタに困ったリキペディアがこんな思いつきで書いたのがここまで長くなるとは。


はぁ・・・・。


・・・え?

今度はマゼラアタックやフライマンタ、ドップでもやってほしいって?


勘弁して下さいよぉ・・・!!



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by rikipedia | 2009-11-11 21:07 | 歴史バカの日記